過去にFXにも独立にも失敗しています。その2

私はFXにも独立にも失敗した過去があります。

前回はネットショップを開き独立を勢いだけでしてしまったところまで書きました。過去にFXにも独立にも失敗しています。その1

1 どの様に失敗したのか?

実際に問屋で商品を仕入れる。ネットショップで売る。この流れで仕入れる商品は定価や小売希望価格の6掛けから6.5掛けでした。利益率は35%から30%あるように見えます。

ネットショップと言ってもそんな立派なものでもなくAmazonやヤフーで商品を売っていました。売上の98%ほどがAmazonでした。

このAmazonで売る場合は便利で良く売れるのですが、色々と手数料をとられてしまうのです。私の場合は量をさばきたかったのでAmazonのFBAを利用していました。

FBAとはAmazonのサービスで売りたい商品をAmazonの倉庫に預けて商品が売れたらそこからAmazonが商品を発送してくれるサービスです。(takadono実体験より)

このサービスが良く出来ていて量を売るならもってこいのサービスです。このサービスを利用するとAmazonプライム(送料無料でお急ぎ便も使い放題)に表示されます。表示されると良く売れます。されるのとされないのでは売れ方が全然違います。(実体験より)。感覚で言うならプライムで100個売れたら通常で1個売れるぐらい。→もっとかもしれません。{あくまでも感覚です(汗)}

Amazonで商品を売る場合はFBAを使わない手はないです。というよりはずせません。

便利なサービスですがこれに手数料が勿論掛かります。(月額料金、商品1つ1つに保管料、長期在庫保管料、商品のサイズが大きいほど保管料も高くなる)そして商品が売れるとこれにも手数料が掛かります。

(Amazonは手数料でどれだけ稼ぐんだ 👿 )

最大で粗利35%あった商品の利益がドンドン削られます。利益率の良い商品でも粗利が20%程で利益率の悪い商品だと利益はほぼなくなります。

2 さらに利益を削られ失敗する要因があった。

1 競合店が増えた。

5年程前に始めた時は(せどり)をAmazonでやっている人は数え切れないぐらいいました。しかし私のようにやっている人、私のやっているカテゴリーの競合は少なかったのです。やっていてもAmazonプライムではなく自己発送のところが多く、それだけで差別化となり商品が良く売れました。

しかし月日が経つごとに同じ様な店が増えてきました。扱う商品もかぶる様になります。そうなるとどの店も在庫を抱えたくないので、他の店よりも早く商品を売ろうとします。これで価格競争が始まってしまいドンドン利益がなくなっていきました。

2 Amazonが参入しライバル(競合)となった。

ネットショップを続けて1年もする頃からAmazonがじわじわと取り扱う商品を増やしていきこともあろうか私の扱う商品のカテゴリーに侵食してきたのです。本家がサービスを利用する利用者の分野にずかずかと割り込んできました。本家が定価を崩してくるのです。定価を崩されると私の扱っている商品はさっぱり売れなくなりました。

買い物する立場からすれば同じ物が安く売っていれば安い方を選びます。当然の事です。よっぽどの理由がないかぎり。

私もAmazonに値段をあわせないわけにはいきません。同じ値段でも圧倒的に本家の在庫の方から売れていきます。(takadono実体験より)こういう事があるのでAmazonよりも値段を下げないと売れない事が多くなります。

その結果、粗利がドンドンと削られてしまい薄利となっていきました。

3 友人をライバルにしてしまった。

これは今でも後悔しています

ネットで商品を売り独立を目指していた頃にたまたま中学時代からの友人と久しぶりに出会いました。

その時は話で「色んな人を見返してやりたい。」と言う話で盛り上がりました。

その話の中で私は独立し自由になる。その為の方法としてこのやり方(ネットで商品を売る)を話し、一緒にやらないか?と誘ってしまいました。

友人も私の誘いにのってくれて一緒に始める事となりました。

一緒のノウハウ、同じ仕入れ問屋で、、、。

これがいけなかった。

最初の3ヶ月ぐらいは順調に私も友人も稼げていました。

「これで色んな奴等を見返せるな!」と盛り上がっていました。

「打ち合わせは会議やからこの居酒屋での(会議)飲み代も経費になるかな?」とか

「この商品はよく売れるよ。」

とかお互いに情報交換をし良好な交友関係でした。(恐らく)

状況が変って来たのはライバル(競合店)が増えて来てからです。ライバルが増えて同じ商品を売られると自分の商品が売れなくなるので、売れるようにする為に値段を安くする。値段に関しては友人と特に取り決めていなかったのですが同じ条件ということもあり下げないのがなんとなく不文律としてお互いの中にありました。

値段を下げて商品が売れるのはいいのですが、友人には不信感を与えてしまう。

「勝手に値段を下げて。」私も友人も同じような不信感を持つ様になってしまいました。

お互いがいつのまにか色んな商品を値下げし、「あいつが下げたのならこっちも下げてやろう」となり友人がライバルとなってしまい私と友人との値下げ合戦がはじまり、利益がドンドンと圧迫されていきました。

私と友人はお互いが疑心暗鬼となり友人関係がこじれていきました。友人は一緒にやる前にこう心配していました。「友達と一緒に商売をしてもうまくいかない。」

心配事が実際におきてしまいました。

利益も出ず友人関係は壊れていく。「何をやっているんだ私は?」

利益が出ない焦りと友人関係が壊れていく不安の中に私はいました。

長くなってきたので

(その3)へ

つづく

その3はこちらを

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)