今はサラリーマンをしながらfxをしたりブログを書いたりしています。
サラリーマンが大嫌いな私がサラリーマンをやっているのは止む得ない事情があるんですよね。
馬鹿な過去があるんです。
今から5年程前に私は小売り業で働いていました。何店舗か任されていたので給料も悪くはなかったと思います。今思えば。
しかしそのサラリーマン時代から
「いつまで同じ様な仕事をしないと行けないんだろう?」
「時間に縛られるのが苦しい。」
「毎日、上司と部下の板挟み」
「何故サラリーマンをしないといけない?」
「仕事をしないと食べていけないからしている、でも辛い。」
そんな思いを持ちながら仕事をしていました。
仕事へのモチベーションも上がらず独立への思いだけがドンドンと強くなっていく毎日でした。
その当時からfxもしていました。今よりも資金的には多かったのですが資金管理はかなりずさんなものでした。(過去に戻れるなら今の資金管理を伝授したいです。)
fxをしながら(せどり)にも挑戦してました。
せどりはその当時の副業として凄く流行ってました。(せどり)を知った私はこれに飛びつき挑戦しました。
ビームと呼ばれる機材も購入しバーコードをピコピコしてました。
副業としてならお小遣い程度は稼げてました。(バーコード代を稼ぐぐらいは簡単でした。)
私はその(せどり)にヒントを得て、(商品を安くてに入れて、利益を乗せて売る。売る商品が安定して手に入れば儲かると考えた。)それを発展させた形でネットショップに挑戦しました。
これがいけなかった。自分の首を締める事になります。
せどりの場合は中古ショップや古本屋で本を買い集めて、ネットで高く売る。
これが基本です。目利きが重要になってきます。安く買い集め高く売りさばく。
商品の原価が安いので高利益となります。
しかし古本屋を回るのが大変でしかも重い。ホコリっぽいしクサイ。本を在庫するスペースがいる。店を回ってお目当ての物があればいいが無い事も多い。利益は出るが時給に換算すると時給500円ぐらいがいいところ。
それでは効率が悪いので、本や中古品では無くて違う物を売ろうと考えました。
そこで効率良く商品を集めるには問屋で仕入れるのが一番だろうと考え実行する事に。
実際に問屋で仕入れた商品をネットで売って見るとこれが良く売れるんですよね。たまたまと思い何回かやっても売れる。売れる事をいい事に舞い上がっていました。
「これでいつでも独立出来る。」そう勘違いしてました。
丁度その頃、会社から人事異動を打診されます。
「この会社にいつまでも振り回されるのは嫌だ!」
「まして私は正当に評価されていない。やってられない。」
さんざん考えたのですが冷静になれず、
「なんとかなる。今独立しないと一生決断できない。」
「いつまでもサラリーマンを続けたくない。」
「異動なんかにふりまわされないぞ!」
そんな思いが先走ってしまい独立を決意しました。無理やりです。
手元にはわずか30万円の資金とFXの口座に70万円程があっただけです。今思えば無謀すぎるのが痛いほど良くわかります。
「なんとかなる」→なんともなりません。都合の悪い事に目をつむっていたと思います。
サラリーマンを辞めたい一心で資金もろくにないのに勢いだけで独立してしまったのです。
今の私から過去の私へアドバイスができるなら独立はまだ早い!と言ってやりたい。
と言いたい。
そう言いたい。
本当に言いたい。
その当時をふりかえるとFXの資金管理がかなりずさんだった。
独立開業に関しては資金が少なすぎる。物販では致命的な失敗と言えます。お金をまわさないといけませんので。(大きなお金をまわせばそれだけリスクもあるがリターンもある。)
資金管理の大切さがよくわかります。今ならば。
せどりの場合は本当に高利益だったんですよね。最低でも50%ぐらいはありました。一方私のやり方は問屋で商品を仕入れネットショップを開きそこで売るやり方です。たしかによく売れるのですが利益率は良くても20%、悪ければ10%を切っていました。問屋から仕入れた商品なのでもちろん扱う物は新品です。
新品には定価や小売希望価格があります。仕入れ値はその6掛けから6.5掛けになります。一見35%から30%の利益があるように見えます。
しかし私が見えていなかった部分があり失敗の原因でもある要素があったのです。
長くなったので続きは「その2」でお願いします。
つづく。