不労所得で経済的に自由になりたい。会社に縛られたくない。自分の好きな事をしながら稼ぎたい。
そんな夢の生活を手にしたい方はたくさんおられると思います。
当ブログ(どん底サラリーマンの不労所得)も投資やブログで経済的自由すなわち独立を目指しています。
記事の目次
1 実際に独立するとしたらどれくらいの資金が必要か?
私は以前、会社を辞めて独立した事があるのでそのへんの事情は詳しいです。
独立は失敗に終わりましたが。
資金はあればある程良いと言うのが正解です。いつ何が起こるかわかりませんので。
この答えだと明確な数字がわからないのでいつまで経っても独立できません。必要な資金は生活資金として半年分と投資や事業に必要な資金があります。
投資や事業は人それぞれ規模も違います。ここでは半年分の生活費の資金を中心に考えていきます。
2 独立は簡単ではない!
会社を辞めて独立する。言葉の響きはいいかもしれませんがそんなに簡単なことではありません。
会社で働いている間は毎月給料が入って来ます。独立すれば入って来ません。あたり前ですがこれが本当に大変です。
もちろん保険もありません。自分で国民健康保険に入るしかありません。お金を払ってです。
会社にいる間は社会保険があります。これが実は凄い助かっているのです。悔しい事に会社に依存しています。
独立してからの保険代も生活費とは別に必要です。
また翌年の税金や保険も忘れてはいけません。
所得税、車の税金、保険代、各種生命保険など。
車があるなら車検代も用意しておきましょう。
会社を辞めても関係なくお金を吸い取られて行きます。独立して収入があろうがなかろうがです。
半年分の生活費と各種税金や保険代も用意しておかないと独立してもすぐに立ち行かなくなります。
不労所得で独立するにしろ何か自分ではじめて収入を得るにしろ暮らしていくにはお金が必要です。
収入がないと本当に焦ります。すぐに立ち行かなくなります。無収入でも半年の余裕があれば軌道修正もできますし、再就職も出来るでしょう。
半年分の生活費は多いように思いますがこれを半分の三ヶ月分にするとかなり心理的に焦ることになります。再就職も三ヶ月では決まりにくいでしょう。焦るので会社を選ぶこともできなくなります。
投資や事業などが調子が悪くなり軌道修正しようとしても三ヶ月では短いです。
客観的に悪くなっているのを察知しにくいのです。もしくは悪くなっていてもなんとかなるというバカな考えが浮かび現実逃避して思考停止する期間が必ずあります。
半年分の生活費があればバカな考えを捨て冷静になる事が出来るのです。
3 独立資金を数字で見てみる。
人それぞれ住む所も違うしお金の使い方、使い道は違いますので一概にこの金額の生活費がいるというのは違ってきます。大雑把ではありますが確実に必要となるお金です。
1ヶ月 | 6ヶ月 | 合計 | |
生活費 | 250000 | 1500000 | 1500000 |
所得税 | 200000 | ||
車の税金 | 450000 | ||
車の保険代 | 40000 | ||
車検代 | 100000 | ||
国民健康保険代 | 20000 | 120000 | 120000 |
年金代 | 20000 | 120000 | 120000 |
生命保険代 | 5000 | 30000 | 30000 |
火災保険代 | 2000 | 12000 | |
6ヶ月で出て行くお金 | 2167000 |
1ヶ月にかかる生活費は25万円としておきます。
25万円×6ヶ月で150万円。
所得税(前年の収入によります。ここでは25万円にしておきます)
車の税金(車種によりますが2.5リッタークラスまでがおおいので45000円とします)
保険代(車種や内容によります。ここでは4万円とします。)
車検代(車種や状態によりますが10万とします。)
国民健康保険代(人によりますが1ヶ月2万円として6ヶ月分で12万円)
年金代(人によりますが1ヶ月2万円として6か月分で12万円)
生命保険代(保険の種類によるが5千円として6か月分で3万円)
火災保険代(保険の種類によるが2千円として6か月分で1万2千円)
どんだけお金がいるのだ。とられるのだ。めまいがします。
4 独立するための生活資金をためる期間はどれくらいか?
生活をするためにはお金がかかります。会社勤めでも独立してもお金はでていきます。
6ヶ月分の生活費を2167000円で算出しました。
1ヶ月2万円貯めるとしたら108、3ヶ月。
独立するまで9年かかります。
果てしなく遠いです。
ボーナスが年に2回入りその都度10万ずつ貯めれば5年ほどで独立した時の生活費が貯まります。
独立する前に一言いっておきたい。
独立した時に必要な生活資金がいくら必要かといえば約220万円です。人それぞれかかる額はかわるかとは思います。
ここで言いたいことは独立した時の生活費はかなり必要となる事。この生活費を甘くみてはいけません。
生活が乱れるようでは独立はうまくいきません。生活がみだれると精神的にも不安定となり独立したことに影響します。その為に生活費もしっかり計算し用意して下さい。
それとは別に事業資金として用意してもらう必要があります。こちらもその事業が軌道にのるようにしっかりとした資金繰りを考えて頂きたいです。
FXや株で投資をし独立する。事業を起こし独立する。フリーランス【Freelance Basic by ランサーズ】となって独立する。
それぞれあるとは思いますが結局はお金がうまくまわり生活できるかが一定の成功となるでしょう。その為に独立にはいくら必要かしっかり計算して用意すべきでしょう。それができないなら独立は思いとどまるべきです。